【書評】「幸せをお金で買う」5つの授業、脳科学と心理学が教える「お金の使い方」5選!

幸せをお金で買う5つの授業、脳科学と心理学が教える、お金の使い方5選!
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「お金があれば幸せになれる」とはよく言いますが、実際はどうでしょうか?

宝くじで高額当選しても、数年後には元の生活レベルに戻ってしまう人が多いというデータもあります。

つまり、お金と幸福度は必ずしも比例しないのです。

では、どうすればお金で幸せになれるのでしょうか?

その秘訣は、「お金の使い方」にあります。

目次

「幸せをお金で買う」5つの授業

今回ご紹介する「幸せをお金で買う5つの授業」は、

ハーバード大学やブリティッシュコロンビア大学などの研究結果を基に、

脳科学と心理学の観点から「幸福度を高めるお金の使い方」を解説した画期的な一冊

本書が提唱する5つの原則を理解し、お金の使い方を最適化することで、

あなたも今日から「お金で買える幸せ」を手に入れることができるでしょう。

1. 記憶に残る体験を!「経験」を買う

物質的な豊かさよりも、心に残る体験にお金を使う方が、幸福度は高まります。

最新のガジェットや高級ブランド品は、確かに一時的な満足感を与えてくれますが、

その幸福はすぐに薄れてしまいます。

これは「慣れ」という脳のメカニズムによるもの。

一方、旅行、コンサート、友人との特別な食事といった「経験」は記憶として残り続け、

時間と共に幸福度が増していくことが研究で明らかになっています。

なぜなら、私たちの脳は「過去の経験は美化して記憶する」性質があるため。

さらに、「経験」は共有できる思い出となり、人間関係を豊かにする効果も期待できます。

【幸福度を高める「経験」4つのポイント】

繋がりを深める経験

 ボランティア活動、スポーツイベントへの参加、地域活動への参加など、

 他人と協力したり、共感したりする経験は、

 オキシトシンという「幸せホルモン」を分泌させ、幸福度を高めます。

記憶に残る特別な経験

 旅行、コンサート、観劇、特別な食事など、非日常的な体験は、

 記憶に鮮明に刻まれ、後から振り返った時に大きな幸福感をもたらします。

理想の自分に近づく経験

 憧れの人に会いに行く、興味のある分野のセミナーに参加する、

 目標の企業や大学を訪れるなど、自分の価値観や理想像に合った経験は、

 自己成長や自己肯定感に繋がり、幸福度を向上させます。

刺激と挑戦の経験

 初めてのスポーツに挑戦する、行ったことのない場所へ旅行する、

 新しいスキルを学ぶなど、適度な刺激や挑戦は、

 ドーパミンという「やる気ホルモン」を分泌させ、幸福感をもたらします。

2. 制限は幸福のスパイス!「ご褒美」で満足度UP

好きなだけ好きなモノを手に入れられる状態…

一見幸せそうですが、実はそうでもありません。

人は「簡単に手に入るモノ」には価値を感じにくいという性質があります。

これは「希少性の原理」と呼ばれる心理効果

希少なものほど価値が高く感じられるため、幸福感も大きくなるのです。

そこで重要になるのが「ご褒美」の設定。

目標を設定し、それを達成したらご褒美として欲しいモノを手に入れる、特別な経験をする、

というサイクルを作ることで、幸福感を最大化できます。

ポイントは、「ご褒美」の頻度を調整すること

毎日カフェラテを飲む人が、毎日それを「ご褒美」として設定しても、幸福感は高まりません。

たまの贅沢だからこそ、価値を感じ、幸福感も大きくなるのです。

3. 時間こそ最大の贅沢!「時間」を買う

お金で買えるモノの中で、最も価値があるのは「時間」かもしれません。

時間はお金で買えます。

家事代行、時短家電、通勤時間の短縮…時間をお金で買うことで、

自分の時間を取り戻し、大切な人との時間、趣味の時間、自己投資の時間など、

本当にやりたいことに時間を使うことができるようになります。

自由な時間がないという人は、時間の使い方を見直してみましょう。

本当に必要なモノ、本当にやりたいことを見極め、お金を使って時間を買うことで、

人生の満足度は格段に向上するはずです。

4. ワクワクが幸福の源!「先払い・後で消費」で幸福度UP

旅行の予約のように、先に支払いを済ませて後で消費する方が、幸福度は高まります。

これは、消費までの期間に「ワクワク感」という幸福な時間が生まれるため。

旅行の計画を立てたり、想像したりする時間は、

旅行当日と同じくらい、あるいはそれ以上に楽しいものです。

一方、クレジットカードのリボ払いのように、後で支払う方法だと、

支払いが続く間、心理的な負担がかかり、幸福度を下げてしまう可能性があります。

5. 与える喜び!「他人のため」にお金を使う

誰かのためにプレゼントを買う、寄付をする、困っている人を助ける…

他人のためにお金を使うことは、一見自分のためにならないように思えますが、

実は自分自身の幸福度を高める効果があります。

これは、他人のために行動することで、

脳内でオキシトシンという「幸せホルモン」が分泌されるため。

オキシトシンは、ストレス軽減、幸福感UP、人間関係の向上などに効果があると言われています。

科学的根拠×あなただけの「幸福の方程式」

本書で紹介されている5つの原則は、科学的根拠に基づいたものです。

ただし、幸福の感じ方は人それぞれ。効果の出方も個人差があります。

大切なのは、これらの原則を参考に、

自分にとって最適なお金の使い方が何かを「考え、試し、検証する」こと。

自分だけの「幸福の方程式」を見つけることで、

お金はあなたの人生をより豊かにしてくれる強力なツールとなるでしょう。

さあ、あなたも今日から「幸せをお金で買う」5つの授業を実践してみませんか?

幸せをお金で買う5つの授業、脳科学と心理学が教える、お金の使い方5選!

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