【知らないと損する! 】貯金できない行動心理7選を徹底解説

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貯金できない行動心理7選

「贅沢している訳じゃないのに、貯金できないんだよな~。」

悩む

そんな悩みを抱えていませんか?

実は、私たちが普段何気なく行っている行動の裏には、

企業の巧妙な心理テクニックが隠されているかもしれません。

今回は、貯金したい人が知っておくべき貯金できない行動心理7選を、

実例を交えながら解説していきます。

1.貯金できない行動心理1:好意の返報性

人は、誰かから親切にしてもらうと、好意を返したくなる心理があります。

これを好意の返報性と言います。

好意の返報性は企業が消費を促すために、非常に上手く使われています。

スーパーの試食コーナーで笑顔のおばちゃんが試食品を勧めてくるのも、

好意の返報性を狙った販売テクニックの一つ。

試食販売

試食は好意の返報性を狙っています。

「試食させてもらったし、何か買わないと悪いな…」と感じて、

不要なものまで買ってしまう経験はありませんか?

試食だけでなく、無料サンプルやクーポンなども、好意の返報性を利用した戦略です。

「もらったからには何か買わなきゃ」という気持ちに流されず、

本当に必要なものかどうかを冷静に判断することが大切です。

2.貯金できない行動心理2:利用可能性ヒューリスティック

利用可能性ヒューリスティックとは、無意識になじみのあるもの、

よく目にするものを選んでしまう心理傾向のこと。

人は何か商品を買うとき、CMや広告で見たことのある商品を、無意識に選んでしまいがちです。

人間には見たことのあるモノ、知っているモノを

身近に感じて信用してしまうという心理傾向があります。

あなたが普段、買い物かごに入れている商品は欲しくて買っているのではなく、

企業の広告によって買うように洗脳されている可能性があるわけです。

買い物

当然、CMや広告を打つためには莫大な費用が掛かります。

その広告費を商品代金に上乗せするわけですから、知名度が高い商品は価格も高くなりがちです。

その結果、私たちは「有名な商品=良い商品」というイメージを持ち、

価格が高くてもついつい買ってしまうことがあります。

しかし、本当にその商品は必要なのでしょうか?

CMや広告で宣伝される有名商品でなければいけないのか、

はたまたCMを打たないプライベートブランドなどでも十分なのか?

PB商品

利用可能性ヒューリスティックの罠にはまらないよう、よく検討しましょう。

まずはプライベートブランド商品等の低価格商品を試してみることをおすすめします。

3.貯金できない行動心理3:極端回避性

ランチやディナー等の料理のコースやその他様々なサービスのグレードは、

「松・竹・梅」

「A・B・C」

と言った3段階であることが多いです。

コース料理

これは企業が我々消費者の極端回避性の心理傾向を利用して、儲けようと考えているからです。

「極端回避性」とは、ざっくり言うと真ん中の選択肢を選ぼうとする心理があります。

ですので、松・竹・梅であれば、真ん中の竹を選ぶ人が多いのです。

売り手はこういった心理をよく理解していますので、

一番売れる真ん中の商品の利益率が最も高くなるように調整することがあります。

例えば、1,000円、1,500円、2,000円の3つのランチコースがあるとします。

このように一番売りたい1,500円の商品が一番売れやすい仕組みを構築し、利益率を高めに設定します。

極端回避性

また、人は見栄やプライドから、一番安いコースを注文しにくいという心理も働きます。

そのため、高いコースが選ばれることも少なくありません。

さらに企業側の価格設定には「おとり効果」と呼ばれる手法も用いられることがあります。

「おとり効果」とはその名の通り、

客を狙い通りの商品に誘導するためのおとり商品を設定する手法です。

企業が仕掛ける「おとり効果」

企業側の価格設定には、おとり効果と呼ばれる手法も用いられることがあります。

おとり効果とは、その名の通り、客を誘導したい商品へ誘導するためのおとり商品を設定する手法です。

例えば、1,000円、1,500円、2,000円のランチコースの2,000円のコースを

3,000円に変更しておとりにします。

おとり効果

3,000円というおとりの選択肢を用意することで、

相対的に1,500円のコースが魅力的に見えるというわけです。

企業はこう言った人間の心理傾向を上手く使って、マーケティングを仕掛けてきます。

結論、節約貯金を意識するのであれば、企業の思惑通りに真ん中の選択肢に誘導されるのではなく、

一番下の選択肢でも満足できる内容ではないかをじっくりと見極めることが必要です。

企業側の視点で考えると、客がリピーターになってくれることが一番儲かるので、

一番下を注文されたときにしょぼすぎる商品の提供はできません。

リピーターを逃すのが、一番の損失ですからね。

そのため、基本的には一番下の選択肢が客にとって最もコスパの良い買い物になることが多いです。

4.貯金できない行動心理4:感応度逓減性

感応度逓減性とは、基準となる金額が変化すると、

損得のインパクトも変わってしまうという心理効果のこと。

企業はこれを上手く使って、我々消費者からお金をむしり取っていくんですよね~。

マイホームを買うときや結婚式を挙げるときの金銭感覚がバグってしまうというのが、良い例です。

マイホーム

例えば、普段10万円の買い物をするときはその商品のスペックを徹底的に調べ上げ、

ネットのレビューを確認した上で本当に買うべきなのかどうか、良く検討される方が多いと思います。

ですが、数千万円の家を買ったときでは、10万円の追加オプションに対する感覚が大きく異なります。

結婚式やマイホーム購入など、高額な費用が発生する際には、

冷静さを失って無駄なオプションをつけてしまいがちです。

結婚式

マイホームや結婚式は明るい話題なので、気前よくお金を出すのも悪くはないと思いますが、

「このオプションは本当に必要なのか?」と、一度立ち止まって考えることが大切です。

5.貯金できない行動心理5:サンクコスト効果

サンクコスト効果とは、これまで使ったお金や時間のために、正しい判断ができなくなる心理です。

例えば、スマホゲームに長時間プレイしてキャラクターを育成したり、

課金したことがある人は、「せっかく時間とお金をかけて育てたキャラクターだから…」と、

ゲームをやめる決断を先延ばしにしてしまうことがあります。

スマホゲーム

これは、サンクコスト効果によって、ゲームを続けることが合理的だと感じてしまうため。

しかし、冷静に考えれば、ゲームに費やした時間やお金は既に失われたものであり、

将来の収益に影響を与えるわけではありません。

本当に恐ろしい心理傾向です。

6.貯金できない行動心理6:無料の罠

人は「無料」という言葉に弱いものです。

無料という言葉は、行動のハードルを下げ、誰でも気軽に試せるようにする効果があります。

しかし、企業はそこに目をつけ、

購買意欲を高めるための戦略として「無料」という言葉を用いることがあります。

無料

無料という言葉に惹かれて商品を手に取ったものの、結局必要なかったという経験はありませんか?

無料という言葉には注意が必要です。

無料の裏に潜む「保有効果」

企業は「保有効果」というテクニックを狙っています。

保有効果とは、自分の手元にあるモノの価値を高く感じる心理です。

よく通販サイト等では返品無料を謳い、商品を販売しています。

企業からすると、一度商品を手元に届けてしまえば、保有効果が働き、勝手に価値を感じてくれます。

結果、たいして必要のないモノを買わされることになります。

そのため、無料の商品でも、返品するのが面倒だと感じたり、

手放すことに抵抗を感じてしまうことがあります。

「無料だからもらっておこう」という軽い気持ちで商品を受け取ってしまうと、

不要なものを持ち帰ってしまう可能性が高くなります。

無料相談会等、無料という言葉には注意しましょう。

無料ほど怖いものはない、無料の裏には絶対に何かあると疑うようにしましょう。

7.貯金できない行動心理7:フレーミング効果

フレーミング効果とは、表現を変えて印象を操作する心理テクニックです。

例えば、1割引きと10%割引、5割引きと50%オフ。

そして半額、半額と言われるとめちゃくちゃお得に感じますよね。

また、月額3,000円のサービスも1日100円でサービスが受けられます。

と言われると、だいぶ印象が変わってきます。

サブスク

携帯会社の実質0円も、フレーミング効果の応用です。

企業はこのフレーミング効果を、ほぼすべての商品で活用しています。

ネガティブ訴求もフレーミング効果の一種

人は得より損を避ける避けようとする心理があり、心理学では損失回避と言います。

ですので、人はポジティブな言葉よりもネガティブな言葉の方がずっと気になります。

企業は、人の不安やコンプレックスを煽る商品を販売するために、

ネガティブ訴求を用いることがあります。

例えば、YouTubeでよく目にする脱毛や美容に関するCM。

「こんなにもムダ毛が生えているなんて恥ずかしい!」と思わせるような、

ネガティブな表現が使われています。

このようなCMを見て、「自分もこの商品を使わないと…」と不安に感じた経験はありませんか?

企業は、ネガティブな情報ほど人の注意を引きやすいことを知っており、

商品を販売するためにフレーミング効果を巧みに利用しているのです。

まとめ

今回は、貯金できない人の行動心理7選を解説しました。

企業は様々な心理テクニックを駆使して、私たちに商品を買わせようとしています。

しかし、これらの心理テクニックを知っていれば、無駄な出費を抑え、

賢く貯金することができます。

貯金

今回の内容を参考に、企業の戦略に惑わされず、本当に必要なものを見極める力を養いましょう。

知識は最大の武器です!

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